続ソフトランディング。

何の続きかっていうと定かじゃないですが。結局のところ「夢を見ていたい」というのがアイドルに求める最重要ポイントじゃないかな、と思うんですよ。お金を出して夢を買う、というのかな。商品って言い方は好きじゃないですけれど。買い物って色々な視点から考えて選んでっていう作業ですし。買った「夢」に現実が付いてくる、ていうのは、こちらの選択ミスか不良品か、てことになる訳で。ある意味で現実じゃ得られない「理想の男性」を補完しているような気もする。そうすると、やっぱり、理想だから、彼女が居るっていうのは違うんですよね。設定としては「そろそろ自分だけのモノになる」筈だから*1。大体、どのアイドルでも「居ない」て言いつつも、ちゃんと彼女が居て、でも「理想像」というのを維持してて、私たちもその「理想」が作られたモノって半ばわかっていながら投資してる。だから、存在をオープンにされると困るんだよなぁ。
近頃、私、とりあえず赤西さんに対して盲目的、というか、いや、前も割とデレ系の感想が多かった気がするかもしれないですが、最近は現実で色々と疲れ切ってる分、完全に癒しを求めに行ってる気がしますもの。前の私なら「そんなの担当って言わない」とか言うかもしれない。ダメなところダメって言えるのが担当、て思ってるのは割と事実なんですけれど。これは担当概念以前に、私の私生活がアレでアレ過ぎるのか。もうちょっと報われる方向に進みたい……と思いつつも、そっち方面に損得勘定を求めちゃダメなんですよね。
私のアレな話はともかく。結婚が悪いんじゃなくて、現実を見せられる、ていうのが気に入らないんだよなー、と。木村さんと井ノ原さんの違い、てココなんだろうな……と思う。現実がどうであれ「理想像」を維持出来るか、というような。よく考えたら、好きなひとの彼女なんて見たくないもんなー。アイドルを恋愛対象として捉えて無くても、割とその辺りって、男子と女子の問題、なのかもしれない。

*1:この感覚ってマジで持ってるひとも居るとは思いますが、誰しも「ごっこ遊び」として持ち得てる気がする。この片思い感覚から一対一の担当制度が成立するのかもしれない。