所信表明。

ですが、諦念って言われると、それはそれでしっかり来るのかもしれない、テレビ番組に纏わる話。
バンジーの是非とか、かつんに愛を探させる前にスタッフがかつんに愛を、とか、いろいろ言われてますけれど。たぶん、番組って、私たちみたいに必死になって録画して感想書いて、みたいなひと*1に向けては作られてない。だから、いろいろとすれ違うところが有っても仕方ないんじゃないかなぁ、と。
例えば、ライブだったら、FCに入る手間と、チケを取る手間、加えてチケ代がかかる訳で、そうすると、会場の中って、本当にOTKだけの世界、というか、OTKに向けて照準を合わせれば良い訳なのですが。
でも、テレビ番組って、というか、民放って誰でも自由に観られる環境の中、視聴率を取るために番組を作らなければならない訳で。理由は、合間の広告に拠る収益を増やす為です。CMを観てくれるひとが増える→スポンサーが番組、或いは局に払ってくれるお金が増える、その為には番組自体の視聴率を上げる必要があります。そうすると、コアなOTKよりは、F2だとかF3とか、幅広く一般的に視聴率が取れる、すなわち、面白いと思える番組を作らなければならないことになります。
たぶん、幅広く面白いって一番難しいところで、何も知らないひとから観れば面白くても、OTKから観たら「こっちの方が面白いのに」とか「自担の良さを生かしきれない」とか彼是思ってしまうのは仕方が無いと思うのですが。逆に、ただ何となくチャンネルを合わせて観てる番組って、意外と似通ってたりするんですよねー、自分自身でも。
そう考えると、今のカートゥンが、ちょっと売れて来た芸人祭り、みたくなるのも自然の摂理っていうか。何となくテレビ観てるひとって、中高生とか若者だろうしなぁ、と。たぶん、かつん担の平均値とは好みとかライフスタイルとかが違うと思うんですよ。
だから、何て言うのかな。OTKが面白いと思えるのは奇跡、というか、それは別の場所で楽しむしか無いんだろうなぁ、という。スタッフ側も、視聴者のことは考えてるとは思うのですが、ジャニヲタのことは考えてないと思う。視聴者≠ジャニヲタ、ですよ。だって、視聴率測定の機械ってOTKに優先して設置してくれる訳じゃないし。もっとも、ジャニヲタも普通にひとですから、OTKが観て面白いと思えないモノが一般ウケするのか、というと、ちょっと微妙なラインなのですけれど。

*1:まあOTKですね。