隣の庭は青い、という話。

太閤さん(id:kt529b)のエイターエントリに乗っかる。そいえば先日47ツアーの地元分、いろいろ有りまして2日間まるごと延々ヲタ観察していたのです。定点観測エントリ上げようかなぁ、と思ってたのですが。
ヲタ観察、と言っても「一定条件に該当するひと」なので、ヲタ総意かと思えば違うような気もしますが、純度は高かったんじゃないだろうか、あの辺り。嵐のも未だなので、きたえーる定点観測エントリは後で別に上げようかな、とは思うんですけれど。
たぶん、エイターって言葉を使い始めた当初、すばるさんにもそこまで深い考えが有った訳ではないと思うのですよ。「ファンの皆」ていうより、オリジナリティの有る呼びかけ方をした、くらい。太閤さんの例みたいに「ベイベー」とかだと、向こうから呼びかけられてる意識が上に来るとは思うのですが*1、エイターって、アムラーみたいな活用形なんですよね。そうすると、エイトの一員みたいな意識が働くっていうか。一員だったらこうあるべき、とかになってしまうんですよね。一押しじゃなきゃ当然いけないだろうし。ファンが自治を始める。定点観測の結果思ったことなのですが、エイトコンって全体的に擬似彼女感は薄いと思うのです。むしろ文化祭感覚かな。参加する女子の意識が*2。「私だけを見て欲しい」ていうよりも「皆で楽しもうぜ」みたいな。そもそも、そーゆー気質を持ち合わせた女子が自治を始めてしまうので、ややこしくなるんだと思います。その手のイベント事に興味無いひとも居る訳だし、張り切ってる女子が面倒なひとだって居る訳だし*3。そうこうしてるうちに、自治を始めた方には、同士が集まり、乗り切れなかった方は「エイターなんて宗教」とか言い始め、溝が出来るんだと思います。
溝が出来るっていうのも、エイトの特性だと思うのですが。例の3ユニで考えると、エイトって一番「ユニ先行型」だと思うのです。そもそも「最終的に残った面子にユニ名を付けてみました」なので、エイトになる前からの流れだし。あとは松竹座かな。いつか全国区になるぜ、みたいな気合とかの話。私も1度だけ行ったことが有るのですが、あの狭い会場での一体感は堪らないと思います。その頃ちょうど関西限定リリース時期だったので特に。NEWSは完全に個々の寄せ集めで逆境からのスタートだから「頑張って素敵なユニにしなきゃ」て本人よりもヲタの方が思ってる感じかなぁ。エイター女子を文化祭ノリと例えるならば、NEWS担はクラス替え直後だと思う。KAT-TUNは基本的に皆「擬似彼女感」だと思う。実際に付き合いたいとか付き合えると思ってるとかの話じゃなくって。A担は毎日がタイマン勝負ですし*4。自分が居て、自担が居て、メンバー、みたいな順番。これ留学前後に感じたのですが、一推しが誰か、によって意見がハッキリ分かれるの。これ珍しいんじゃないかなぁ、と思う。ユニを自担を通して見てるから、ややこしい考え事をしなければならないときは余程のことが無い限り自担サイドからの視点になるんですよね。だから、ヲタ同士で何をどうしよう、ていう気にはならない*5。アンコールはアンコールのままだし。他は何処で浮気してようとも、実は本命が別に居ようとも、ライブになると張り切って着席するタイプじゃないかなぁ。来るもの拒まず去るもの追わず感。
ちなみに、あれこれ言っておきながら、エイト熱が冷めてるのは、エイターめんどくさー、ていう気持ちと一緒に、去年観て7人っていうのがイマイチしっくり来なかったから、ていうのは紛れも無く本気です。超真剣。とりあえず全員揃うまでは両方ともコンサート行く気無いしなぁ。カツンコンは、赤西さん復帰前にバックが平成って聞いて増やしたのに。

*1:擬似彼女みたいな形かな。

*2:あくまで女子の意識の比喩です。去年のは観てるのですが、客席のノリ自体は他とは変わらないからなぁ。

*3:私、学生時代はコレでした。女子集団って面倒だと思うー。

*4:この感覚が一番しっくりくる。

*5:故に担当が変わっても疎遠にならない人間関係は出来ると思うけれど。