多角的に攻めてみる。

昨日そいえば「どうしてカートゥンは基本面白く無いのか」というテーマで白熱してみたりしたのですが。改めて考えてみました。まあ「本人たちのモチベーションとかどうなの?」というのも大いにあるのですが、それ以外の話。
あと、まあ、モチベーションどうなの?ていうカツン担としての、ヲタならではの一般視聴者と違う視点、ていうのは勿論なのですが、いろいろ有りまして作り手目線っていうのも何となく想像出来てしまうんですよね。もちろん想像に過ぎないのでどれくらい正しいのか、ていうのはわかりませんが。
とりあえず、個人的に思うのが、番組のフォーマットが確立されて無さ過ぎ。30分番組における時間配分とか、構成とかが曖昧なんですよねー、毎回。100Qだけで終わる回も有れば、100Qゲストとコラボしたり、100Qとは違うゲストと違うコーナーやったり、という。もっと言うと「この番組ならコレ」って目玉コーナーが無い。ゲストの質というか、面白さ具合で時間が変わるのは仕方無いとは思いますが、ひとによって極端に長かったり短かったりっていうのはゲストに対して失礼では無いのかな、と思ったりもしますし。まあ目玉は100Qなのかな、とは思うのですけれども。
ただ、目玉を100Qと仮定するとして、トークが弾ま無さ過ぎるんですよね。弾まない、というか、広がらない、というか。がっつり掘り下げてやろうぜ、と思う奴が居ない、のかもしれない。話を拾うとか膨らませるとか落とすとか、ホストとしての役割分担が出来て無い、というか、回によってまちまちなのが気になるんだな。イマイチ個々のキャラが立ってない。キャラが立ってないのに、他人の話を広げられるか、というと無理だと思うので、初レギュラーバラエティで「他人いじり」ていうことをメインに持って来たこと自体が間違いだったんじゃないかなー、と。とりあえずキャラ立ちから始めようよ、って。話術以前に、自発的に喋ることが先ず出来て無いんだろうなー、と。テクニックは基礎が出来てからじゃないと発展させられないと思うし。沖縄なり北海道なりが面白いのは、他に誰も居ないからだと思う。100の掟特番みたいに、進行はしなくても構わないものの、ゲストさんがバラエティのプロだったりしたら基本喋らせっぱなし、というか、振ってくれるの待ちですしね。
で、私が思うのは、スタッフが手を抜き過ぎじゃないか、ていう。「KAT-TUNでバラエティの冠番組」て企画会議の時点でゲストトーク番組は安直だろう、と。確かに日替わりで違うひと出るから話題性には事欠かないし、ロケとか行くよりスタジオ収録の方が色々ややこしくないだろうし、でも喋りのプロじゃない新人に「話術だけで勝負しろ」というのは無茶じゃないだろうかなーと思う訳です。そこに辿り着くまでの過程に、大人が無理難題とか試練とかをぶつけて行かないと、と。広げられる技術を得るためには、先に吸収することが必要だと思う訳です。極寒の陸別が面白かったのはその辺りじゃないかと。……沖縄は、まあ、本当に素だし緩かったからヲタは楽しかったけれど。あと、まあ、技術とか気合以前に、視聴者って基本的に「自分じゃ体験出来ないこと」をテレビには求めてると思うんですよね。情報番組は別として。陸別ロケは暖かい部屋で観るから楽しい、と。割と本題とは関係の無い話ですが、全く無関係では無いと思います。